双極性障害におすすめの記録アプリ
最近、毎日の体調や睡眠を記録できるアプリがあったら便利だと思い調べてみたら、思いのほかありました。何個か使ってみて、使い勝手がいいかなと思ったものを紹介します。
選んだ基準
紹介する基準として、課金しないと使えないアプリは大体省いてあります。また、課金コンテンツはあれど、課金しなくてもそこそこ使えると思ったものを選んでいます。
Bipolar Diary – 双極性障害用健康管理アプリ
- 日記
- 睡眠記録
- 行動記録(外出・入浴など)
- 食事・薬の記録
- 気分記録
- グラフ表示
入力しなかった日があっても、グラフは中間点を線でつないでくれます。また、項目が多く感じるかもしれませんが、自分にとって必要な部分だけを記録すればいいだけですし、記録していない時に催促などもありません。しんどい時にスマートフォンに通知が来るのを見るのが嫌な方にもオススメ。
課金コンテンツは今のところなしですが、会員登録(メールアドレス)が必要です。
毎日まめ: 一日を記録する最も簡単な日記
- 気分記録
- 睡眠記録
- 行動記録
- 薬の記録
- 日記
- カテゴリーの追加/削除
- 気分のグラフ
記録するカテゴリーは自分で増やしたり減らしたりできるので、自分の都合のいいようにカスタマイズできるのが特徴です。1か月の気分の変調が見やすく、最低限気分と睡眠の記録だけつけられるので記録を始めるのにオススメかもしれません。
アプリ内課金がありますが、100円/月と低額ですし、無料の範囲でも十分使えると判断しました。
muute (ミュート) – AIジャーナリング
- 一言日記(1日に何回でも可)
- 気分グラフ
- アプリからの質問に答えるだけでも日記が書けて自己分析ができる
- ワークがある
- 振り返り機能がある
セルフケア寄りの日記アプリ。睡眠記録などの主要な機能はないですが、自分が今週考えていたことや感じていることを視覚化してくれるので自己分析に役立ちます。
こちらもアプリ内課金がありますが、しなくても十分使えると判断しています。500円/月と少々高額の設定なので、金銭的に余裕があれば課金してみるともっと自己分析につながると思います。
できたログ-習慣化の手助けをする行動記録アプリ
習慣化というよりは、自分がやったこと・やれたことを書いて「今日はこんなに頑張ったぞ」と自分を褒めるためのアプリとして使っています。どんなに当たり前の小さいことでも書いていくと、1日でこんなにいろんなことをやっているんだなと確認できます。
逆に当たり前のことでも書かないと「今日は何もできなかった」と否定的になってしまう可能性もあるので、自分の性格や体調を見て続けられるかどうか判断するといいと思います。
セルフ認知行動療法
- 認知行動療法 コラム法(5つ)
- 認知行動療法 コラム法(7つ)
- アサーショントレーニング(DESC法)
- 日記
- CSV出力
認知行動療法をセルフで行えるアプリです。認知行動療法でどんなことをするのか知っている人向けです。だいたいのことを把握していれば、記入をしながら記入例の確認もできるので捗ると思います。
認知行動療法を知っていても本を持っている時じゃないとできなかったり、紙とペンがなくてできなかったりしてなかなかセルフでやる機会がなかったのですが、このアプリを入れておいたら自然とやる機会ができました。考え方の癖を分析して、思考を整理してみてはいかがでしょうか。CSV出力もできるので、あとで見直すのもいいですね。
アプリ内課金は買い切りの広告非表示が120円のみです。
シンプル日記 – 写真を貼れる日記帳ダイアリー
- 日記(1日に何度も書ける)
- タグ付け＆タグ検索
- 文字フォントの調整
- 写真を貼れる
- 着せ替え
- バックアップ
これはただのすごくシンプルな日記のアプリなんですが、だからこそ価値があると思い紹介します。
メンタル系の本などでよくワークを紹介されていると思いますが、私は記入式のワークにこれを使っています。タグ付けもできるので、普段は日記としても使えます。
アプリ内課金は広告非表示にする買い切りの980円のみです。
まとめ
スマホで記録できると手軽でいいですよね。いちいち紙とペンを取り出さなくてもいいですし、外出先でもさっと記録できます。
手帳や日記など紙媒体では続かないとお悩みの方は、一度スマートフォンのアプリも試してみてはいかがでしょうか。