茶園経営ゲーム「Tea Garden Simulator」の紹介

皆さんは「お茶」と言えば何茶を想像しますか?私は紅茶派です。このゲームでは、茶園の経営をして「白茶」「ウーロン茶」「緑茶」「紅茶」などを生産し、出荷していきます。実際の茶園にも協力してもらい、リアルな経営ができるらしいですよ。

日本語非対応

始めにこのゲームは日本語非対応となっています。「英語」「フランス語」「ドイツ語」「スペイン語」「ポルトガル語」に対応しており、得意な言語で遊ぶと良いと思います。私はどれも不得手なので、一番なじみがある「英語」で遊んでいます。

また、まだ体験版中ですが自分はこのゲームで遊びたいので、なるべくいろいろなところを日本語訳して記事にして行こうと思っています。

体験版あり

このゲームには体験版があるので、どんな雰囲気なのか見たい方や英語でどこまで分かるのか試したい方なら、まずは体験版をオススメできます。

こんな人にオススメ

ゲームのタイトルからして「お茶」がメインです。特に以下に当てはまる人にオススメです。

  • お茶が好きな人
  • 茶園に興味がある人
  • お茶の製法に興味がある人
  • お茶が好きで茶園や産地にもこだわっている人
  • 理想のお茶を作りたい人
  • 経営ゲームが好きな人

気に入っているポイント

このゲームを始めて2~3時間ですが(翻訳している時間も多いので実際にはもっと長いですが)、特に気に入っているポイントを紹介します。

現実のお茶づくりをゲームに落とし込んでいる

ブータンにある世界最大の茶園、チェンマリ茶園と協力して作られており、開発会社はなんとインド。お茶の生産国として有名ですよね。そんな環境で開発されたゲームですので、お茶に詳しくなれます。

上の画像は、「摘採(てきさい)」と言って、茶樹から葉の摘み取りをする画面なのですが、葉っぱにも種類があります。どこまでを摘み取るかだけでも、どのお茶に適すのか、品質はどうなるのかが変わります。

次に「萎凋(いちょう)」と言って、葉の水分を飛ばして葉を萎れさせる作業です。ここからは工場でマシンを使って作業しています。ここでどのくらい葉を萎れさせるかも、どのお茶を作るかで変わってきます。

他にも作業はありますが、このようにして実際の工程を踏んでお茶を作っていけるので、お茶の製法を覚えられます。

茶樹を購入するときにテイストを確認できる

茶樹のクローンを購入する時に、どんなテイストでどんな成分が入ったお茶ができるのか確認できます。実際にお茶に詳しい方は、グラフを見ただけでどんな味や香りがするのか分かるのかもしれませんね。茶園と協力して作っているだけあって、実際に使われている品種が登録されており、ゲームの始めから使える茶園の「TV30」は紅茶で言うアッサムなんかによく使われている品種です。他にも、「AV2」はダージリンなどで有名です。

時間に追われない

リアルタイムで進んでいくゲームではないので、急かされないのがいいところだと思います。しかも、必要な経過時間は早送りできます。

翻訳しながら遊んでいたので、時間が勝手に進んでいかないところはとても良かったです。

癒し系

BGMが穏やかなので、ゲームの雰囲気も相まって、癒し系のゲームです。

シミュレーションは本格的

月ごとに茶葉の生育状況が変わったり、月によっては害虫が発生したり、天気や湿度によって作れる茶葉の品質が変わったりと、シミュレーションは本格的です。

土壌の成分を確認したり、新しい施設を作ったり、新しい農園を買って違う品種を育てたりと、やることはたくさんあり、シミュレーションゲームとしてもなかなか面白いと思います。

ゲーム内にヒントはたくさんあり、様々な機能もゲーム進行に合わせて少しずつアンロックされていく仕様で、いきなり何をすればいいのかわからない状態にはなりにくいのもいいところです。

また、まだ試していませんが、ある程度の動作を登録してオートでやってくれるような機能があるみたいなので、まずは金策!ということもできます。

最後に

日本語非対応のゲームということで、それだけで日本人プレイヤーが少なさそうですが、この記事で一人でもこのゲームに興味を持ってくれたら嬉しいです。