【GAS】よく聞くGoogle Apps Scriptってどんなサービス?

「GAS」という言葉を聞いたことはありませんか?Googleで提供されているサービスのひとつで、Googleのスプレッドシートなどとも連携できるので、アイデア次第でいろいろなことができちゃう便利なサービスなんですよ。

GAS(Google Apps Script)とは

Google Apps Scriptを省略して、よくGAS(ガス)と呼ばれているGoogleのサービスです。Googleのアカウント(Gmail)を持っていれば誰でも無料で使えます。

Googleのサービスと連携して使うこともできます。例えば、以下に挙げるサービスと連携できます。他にも連携できるGoogleのサービスはありますよ。

  • Gmail
  • Google スプレッドシート
  • Google ドキュメント
  • Google カレンダー
  • Google フォーム
  • Google スライド

さらに、外部サービスとも連携することが可能です。APIを公開しているサービスなら連携することができるのが魅力的です。以下に挙げるサービスは連携できるものの一例です。

  • Slack
  • Twitter
  • LINE
  • Discord
  • Facebook
  • Dropbox

開発環境をいちから用意しなくてもすぐにコードを書き込めるのが魅力で、HTMLとCSSとJavascriptを使って開発することができます。

どんなことができるのか

実際にどんなことができるのか、Qiitaで検索して調べてみました。

Googleカレンダーに自動で予約する

この投稿者は、社用車の管理に、台帳に手書きで記入して、Googleカレンダーに予約するという作業をしていたようです。管理が大変そうですね。

そこで、スプレッドシートにフォームを作り、そこに記入しただけでGoogleカレンダーに登録されるようにGASを組むことで、手間を省いて管理も楽にできるようにしています。

Googleカレンダーと、スプレッドシート、GASを見事に組み合わせていますね。

気象庁から3日間の天気のデータを取得する

こちらは、外部APIを使用して動作させるタイプのGASです。Googleのサービスとの連携はしていません。

.gsファイルのみを使ってプログラミングしています。この例のようにGASでは、外部から情報を取得して通知させるようなこともできますね。

スクレイピングで週間天気予報を反映させる

GASはスクレイピングがかんたんにできることでも有名です。スクレイピングとは、サイト上にある指定の要素を取り出す手法です。

この投稿者は、Yahoo!の天気予報をスクレイピングしています。

この例のように、GASを使用して、スプレッドシートのシートを指定したり、画像を書き出したり、スプレッドシートに直接書き出したりすることができます。

最後に

GASでは、アイデアと工夫次第でいろいろなことができそうですね。私もこれから勉強して何か作れたらいいなと思います。