アニメ聖剣伝説LoM9話「アレクサンドライト」感想
先日放送された、アニメ「聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-」の9話を振り返りながら、感想などを綴っていきます。

前回のあらすじ
部屋に戻ると真珠姫は既に連れ去られた後で、サンドラからの手紙にはメキブの洞窟に来いとあったので、メキブの洞窟に向かう瑠璃とシャイロ。
前に来た時よりも、モンスターの数が多く、苦戦する2人。瑠璃は剣を弾き飛ばされた時も抜かなかった腰に下げている剣についてシャイロに問われると、「運命の剣」というたった一度だけならなんでも切ることができる剣だから、雑魚相手に使えないという理由だった。
洞窟をさらに奥に進むと、人がいて石を選別しているようだった。女が通った道を聞くと教えてくれ、瑠璃を見て「良き友ができたのだな」とつぶやくが、瑠璃は知り合いではないようで、謎の人物と出会った。
その道を進むとサンドラと真珠姫が待っていた。瑠璃はサンドラに飛びかかるが、瑠璃の核に傷をつけられてしまう。
サンドラは真珠姫に泣くように強要するが、真珠姫は泣けず、とどめを刺そうとするもシャイロに邪魔をされる。エメロードの核を奪ったのはお前かとサンドラに問い詰めるも、曖昧に返されてサンドラにナイフで刺されてしまう。
シャイロが動けなくなったところで、サンドラは瑠璃に近づき、真珠姫か瑠璃どちらかは救ってあげる、と取引を持ち掛けると、瑠璃は自分を殺すようにサンドラに言う。その時、真珠姫から黒いオーラが出ていることに気付いたサンドラはまさか、と呟く。真珠姫は黒い真珠の核のレディパールに変身し、サンドラは瑠璃から核を取らずにレディパールから距離を取り、ジュエルビーストを召喚して去っていく。
レディパールはあっという間にジュエルビーストを倒し、瑠璃に「真珠姫はもういない、キミは自由だ」と言い、去って行ってしまう。
シャイロは瑠璃に駆け寄り、息があるかどうか確かめていると、先ほど道を教えてくれた人がここまで来ており、「彼を死なせてはならぬ」と言って転送魔法でシャイロの家に送ってくれる。
シャイロと瑠璃は治療をしてもらうが、瑠璃はずっと寝たままだった。シャイロはドゥエルと会話をして、何がしたいかを考えることになった。
家の方から声が聞こえ、急いで戻ると瑠璃が家から出ようとしていた。瑠璃は無理してでもレディパールを探しに行くつもりだが、双子に止められている。シャイロも止めに入るが、瑠璃と喧嘩になってしまう。瑠璃は強引に出て行こうとするが、倒れてしまいベッドに運ばれる。
シャイロは外で一夜を明かし、双子の声で目が覚める。瑠璃は夜中のうちに出て行ってしまったようで、シャイロは瑠璃を探しに町まで行くと、瑠璃を見かけた人に情報を聞けてレイリスの塔に向かう。
シャイロは入口で瑠璃を見つけ、一緒に上ることになった。
9話 アレクサンドライト
OP前
数々の宝石の前にセラフィナとサンドラがいます。セラフィナはエメロードの核を見つめ、エメロードの核を奪ったことを思い出してしゃがみこんで震えてしまいます。そんなセラフィナに、サンドラは「この煌めきは無駄にならない、正しい場所に還るだけ」と言い聞かせます。「後悔をすることにはならないわ」と言い、「手伝ってくれるわね」とセラフィナと会話します。
どうやら7話でエメロードの核を奪ったのはセラフィナで間違いなさそうですし、セラフィナとサンドラは親しい間柄のようですね。
OP
ランド一覧また増えていたので更新です。7話で行ったランドが沼地以外追加されていますね。
- マイホーム
- ドミナの町
- リュオン街道
- メキブの洞窟
- 断崖の町ガト
- ウルカン鉱山
- マドラ海岸
- 港町ポルポタ
- レイリスの塔
- 魔法都市ジオ
- 海賊船バルド
- ジャングル
- デュマ砂漠
- ゴミ山
Aパート
レイリスの塔からです。塔を登るシャイロと瑠璃、途中で休憩を挟むことにしました。瑠璃はシャイロに「セラフィナを探しに行かなくていいのか」と問いかけます。「本当のことを知ることから逃げているのかもしれない」と瑠璃は言い、俺もそうだ、と付け加えます。レディパールのことをちゃんと知ろうとしなかった、今度はちゃんと聞きだすと言います。シャイロも僕も付き合う、その後でセラフィナを探しに行くと約束します。
サンドラとセラフィナは「宝石王」という者に会いに来ていました。宝石王は、8話で瑠璃とシャイロに道を教え、シャイロたちを家まで転送魔法で送ってくれた人でした。大量の宝石を差し出し、サンドラは「これで蛍姫を救えるだろうか」と問いかけると、王は「きっと叶うだろう」と言いながら宝石を呑み込みます。最初に呑まれたのが、エメロードの核だったからか、セラフィナは目を背けますが、次々と宝石を呑みこんでいく王。そしてすべてを呑み込みます。どうやら王は呑み込むことで核をひとつにして、涙石を作るつもりのようです。
王からまばゆい光が放たれますが、消えてしまいます。「あと少しだ、涙石を作りだすにはまだ…」と言います。サンドラは震えながら、「千の核さえあれば足りると言っただろう!」と抗議しますが、「少し待っていろ、当てはある」とその場を去ります。
セラフィナはサンドラに、宝石王は本当に涙石を作り出せるのかと聞き、できると言い切られてしまいます。サンドラが宝石王に入れ込む理由を尋ねると、サンドラは戦場でのことを語り出します。
多くの犠牲が出たその戦いの後、サンドラは仲間たちの核を集めていましたが、ついに倒れてしまいます。その時、核が悲しみ、光り出し、ひとつになり、宝石王が生まれたのでした。
その後、王は輝きを失った石を体内に取り込み、新たな輝石をひとつ生成したとサンドラは語ります。輝石とは珠魅のことです。煌めきの宿る石さえ体内に取り込めれば、涙石も作ることができるとサンドラは語りました。
セラフィナは、「核ってやっぱり……」と漏らします。サンドラはセラフィナに「次で最後よ、奴らの足取りを掴んでちょうだい」と言うと、セラフィナは少し躊躇ってから「はい」と返事をします。
レイリスの塔では、運命の部屋の前で門番との戦闘が始まっていました。瑠璃が敵の隙をついてとどめを刺すと、門番は消え去ります。瑠璃は傷だらけで、シャイロに支えてもらいながらなんとか立ち上がります。少し休んでいこう、というシャイロに、いや、真珠はあそこに、と扉を見つめます。
Bパート
運命の部屋では、レディパールと真珠姫が向き合っていました。レディパールは真珠姫に「お前の目的は玉石の座に就くこと」「玉石姫となり蛍姫の後を継ぎ、一族のためにその命を削るのだ」「己の命を涙石と化し皆に分け与えるのだ」「お前の命が尽きることになっても涙石を作り続けるのだ」と言い聞かせます。真珠姫は途中から意識を取り戻し、イヤ、と答えるとレディパールは穏やかな口調で「言うことをお聞き。最良の策だ。きっと彼が聖剣を手に入れて帰ってくる。それまでの辛抱だ。」と続けますが、真珠姫は、「イヤ、死にたくない…」と言った時、瑠璃の声がします。真珠姫は瑠璃のところまで走っていき、瑠璃の後ろに隠れます。
レディパールは、瑠璃に「手出しは無用。これは私の問題だ」と告げますが、瑠璃は「真珠は俺の姫だ、嫌がるようなことはさせない」と真珠姫を庇います。レディパールは重ねて、「言ったはずだ。これは『私』の問題だ」と言います。瑠璃はレディパールに「お前は一体何者だ、真珠と何を話していた」と問い詰めますが、「それを知って何になる。願うような答えは返せんぞ」、「さあ、真珠姫をこちらへ」と返されてしまいます。「引け、死ぬぞ」と言われてしまいますが、「引くことはできない」と剣を構えます。
「ここを汚したくはない。下へ降りたまえ、そこで決着をつける」と言い、真珠姫にはここで待っているように言います。瑠璃にも待っているように言われ、真珠姫は運命の部屋に残ることになります。
下では瑠璃とシャイロが待っていました。レディパールがやってくると瑠璃は一つ確認をします。真珠姫とレディパールは同じ存在なので、レディパールを倒しても真珠姫が傷つくことがないかを問うと、鼻で笑い、「つぶてひとつ当てることすら叶わんよ」と余裕を見せます。「もしできたなら真珠姫から手を引こう」とまで言われて瑠璃は完全に挑発に乗って、レディパールに向かっていきます。
レディパールは、そんな瑠璃を軽々しく躱し、槌で吹き飛ばします。瑠璃に続いてシャイロもレディパールに向かっていき、二人がかりで戦いますが、全然歯が立ちません。
瑠璃はレディパールに「一体、お前の狙いは何だ、なぜあの時俺の命を救った!」と問いかけますが、上手く抑えられ足蹴にされてしまいます。「同族への情け以外に何がある、若き珠魅よ」と言われ、さらには瑠璃の核のひび割れが大きくなって、動けなくなってしまいます。
そこにシャイロは突っ込んできますが、やはりかんたんにあしらわれます。
レディパールは、シャイロになぜ瑠璃に加担するのか聞いたり、降伏するように勧めますがシャイロも引けません。レディパールはシャイロに気を使いながらも追い詰めますが、シャイロもただでは終わりません。レディパールがシャイロの右手に気を取られている間に左手でレディパールに拳を当てます。
レディパールは瑠璃に「良き友を持ったな」と言い、「約束だ。真珠姫から手を引こう。だがしばらくの間だ」と言い、シャイロに「言い伝えは本当だ、我々に関わってはならない」と念を押し去っていく。
入れ違いに真珠姫がやってきます。瑠璃はシャイロに「これ以上俺たちに関わるな」と言い真珠姫を連れてその場を足早に去っていきます。残されたシャイロも帰ることにしました。
家に帰ると双子が出迎えてくれ、ヴァレリもやってきていました。それからセラフィナも来ています。セラフィナは、シャイロに「やっと会えた!」と言い、「どうしていきなりいなくなってしまったの?」と聞いてきます。セラフィナの様子にシャイロは、エメロードの核を奪ったのはセラフィナじゃなかったと思いこみ、「良かった」と漏らします。
夜ご飯を食べた後、シャイロはセラフィナに何があったのか情報共有をします。セラフィナが「瑠璃と真珠姫、どこに向かったんだろうね」とシャイロに問うと、「ディアナさんのところに向かったんだと思う」と素直に答えるシャイロ。「行かないの?」と聞かれ、シャイロはレディパールの言葉を思い出しますが、「瑠璃も真珠姫も大切な仲間だ」と言い、行くことにします。セラフィナは「じゃあ私も、誤解を解きたいから」と一緒に行くことになりました。
一方、魔法都市ジオでは、瑠璃と真珠姫が来ており、その様子をサンドラが見つめていました。
イベントについて
アニメの内容をゲームのイベントとして整理しておきます。
9話までにクリア済み
- ニキータ商い道中
- 小さな魔法使い
- 果樹園
- ペット牧場
- まいごのプリンセス
- 岩壁に刻む炎の道
- 鍛冶屋ただいま閉店中
- 砂浜のメモリー
- 波間に眠る追憶
- ホワイトパール
- 幸せの四つ葉(オリジナル展開)
- プッツィを探せ!
- コスモ
9話
- 月読みの塔の誘惑者
アーティファクトとランド配置
今までに配置したアーティファクト
- ポスト(マイホーム)
- 積み木の町(ドミナの町)
- 車輪(リュオン街道)
- ヒスイの卵(メキブの洞窟)
- 炎(断崖の町ガト)
- ※瓶詰の精霊(ウルカン鉱山)
- ※サンゴの燭台(マドラ海岸)
- さびたイカリ(港町ポルポタ)
- 月読の鏡(レイリスの塔)
- ※魔導書(魔法都市ジオ)
- ※海賊のカギ爪(海賊船バルド)
- ※アーティファクト不明(沼地)
- ※獣王のメダル(ジャングル)
- ※砂バラ(デュマ砂漠)
- ※壊れた人形(ゴミ山)
※はワールドマップで確認できなかったため、場所不明。
今回はアーティファクトを使っていないので、それぞれの場所は不明です。
最後に
セラフィナがサンドラとつながっていることがようやくハッキリとわかった回でした。瑠璃もレディパールから言い伝えのことを聞けて、シャイロと距離を取ることを決めましたし、キャラクターの関係性が少し変わった回だったかなと思います。
珠魅編で残るイベントは3つ、「アレクサンドル」「フローライト」「ティアストーン」になりました。12話構成だった場合は、1話ずつで終わりますね。
必要なアーティファクトも「煌めきの都市」を出現させる「玉石の王杓」のみなので、アーティファクト演出が出なかった場合、ランド配置がレイリスの塔が出た時からわからない状態になってしまうので、出てほしいですね。
ストーリーの方も、セラフィナがどう動いて、どうなるのか楽しみにしていようと思います。
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